会社を辞める理由を明確にしてみよう

TwitterなどのSNSを見ていても自分の働いている会社がいかにブラック企業か、そしてプライベートの時間がない激務ということに嘆く声ばかりです。社会人であれば一度は「会社を辞めたい」、「退職して新しいことを始めたい」と考えたことがあるでしょう。

そして、最近では転職に対して肯定的な意見が主流になりつつあります。今までのように終身雇用制で1つの会社を勤め上げるだけでなく、よりストレスフリーで自分らしい働き方にフォーカスしようという人が増えてきています。

本当に今の会社を辞めたいと考えているか?

自分の個性や特技を活かし、より生産性を上げることで社会に貢献する。何より自分も幸せになる。転職によって自分の人生が大きく変わった人も多数います。

しかし、今ある転職ブームのような風潮も決して手放しでは受け入れられません。転職をする際に、エージェントや転職先企業か必ず聞くのは「どうして今の会社(仕事)を辞めたいのか?」ということです。

そこで、自分がただ辛い状況から抜け出したいというだけの場合は、相手にとって好印象にはうつりません。転職エージェントも紹介先の企業でできるだけ長く働いてもらうことを期待しているわけですから、「ストレス耐性が弱いな」、「組織で動くのは苦手そうだ」などと思われたら、次の転職先を見つけることすらままなりません。

今、働いている会社を選んだのはあなたです。もちろん、入社後に全く違う勤務内容や労働条件を課してくる卑劣な企業があるのも事実です。しかしながら、「自分の想像と違った」というのは往々にして起こりうることです。その度に転職を繰り返していては、自分の生活もままなりません。

すでに転職を繰り返していて「辞めたい」と考えている人は、会社に問題があるのかどうか、転職して自分の根本的な悩みが解決されるのかを自問する必要がありそうです。

よくある6つの辞めたい理由

とはいえ、「会社を辞めたい」と思いながらも多くの人が結局、朝起きて今の仕事に行かなければならないのは事実です。しかし、「辞めたい理由」と「変えたいこと」を明確にしない限り、そのままの人生を続けることになってしまいます。

巷で「退職を考えている人」は何を理由に辞めたいと考えているのでしょうか?代表的な悩みを6つ挙げてみました。

1. 給料が低い/減った

お金をもらって仕事をしている以上、自分のしている仕事に対価が見合わないというのはモチベーションも上がりませんよね。また、異業種で働いている人との給与の差に愕然とした経験のある人であれば、「この歳でこんなに給料が低いなんて大丈夫なのだろうか…?」と不安になるのもうなずけます。

特に新卒の際は大企業でも中小でも給与に大きな差はありませんが、年数を重ねるにつれてその差は明らかになってきます。

若いときは自分が暮らしていくお金があれば問題はなかったとしても、結婚や出産、そして老後の蓄えのことを考えると、今のままでは資産形成ができないと考えている人も多いことでしょう。

会社の役員給料などが公開されていれば、「そこまで昇進すれば」という希望にもなりますが、会社の上司ですら給与の少なさを嘆いているのであれば、「ここで働いても満足いく給与はもらえない。」、そう考えてしまいますよね。

2. 拘束(残業)時間が長い/休みが少ない

こちらも、退職を考える人が持つ理由として上位に入ってくるのではないでしょうか?

所定の労働時間を大きくオーバーした残業に休日出勤など、いわゆるブラック企業と呼ばれる会社で働いている人にとっては、自分の時間はほぼほぼ仕事に費やしていることになります。

最近では過労死をしてしまう人が続出して、メディアでも話題を呼んでいますが、行き過ぎた労働は心身に支障をきたしてしまいます。

サービス残業や無理な休日出勤の要請は違法です。そんな企業に対して「一度雇ってもらったんだから」という感謝の気持ちなど無用です。1日も早く退職とその後の進路に向けて動き出したほうが良いでしょう。

過労を苦に自殺をしてしまう人をニュースでみると、「死ぬことなんてなかったのに…」と思う人もいるかもしれません。しかし、人間は精神的に追い詰められると「心理的視野狭窄(しんりてきしやきょうさく)」という状況に陥ってしまいます。つまり物事を客観的に見られなくなり、短絡的な行動に走ってしまうのです。

自殺をするほとんどの人がうつ状態にあることを考えても、自分がうつにならないうちに正当防衛として転職など次の手を考えましょう。

3. 職場の人間関係

こちらもよく聞かれる悩みです。一番あるのが上司との関係が悪いことや、同僚から仲間はずれにされるなど、職場内での人間関係を苦に退職を考える人は多いです。そのほか、自分が担当しているクライアントが無理な要求を繰り返してきたり、休みの日にまで連絡をしてきたりするなどの状況が続くと、精神的に追い詰められて、うつになってしまう危険性もあります。

こちらは思い切って相談できる社内の人にすべてを打ち明けるのも方法の1つですが、社内全体が1人の上司や社長の振る舞いに苦しんでいる場合もあります。そうなると解決は困難です。「会社の雰囲気を変えよう」と思っても、なかなか組織の人間関係は変わりません。

現実的には異動願いを出す方法もありますが、オフィスが1つしかない場合はこちらも不可能です。そうなると今いる会社を辞めるしか方法がなくなるというのも理解できる話です。

4. 会社の方針に合わなくなった

忠誠心があり、会社のことを信じて頑張ってきた人ほど、会社の方針転換や上層部や経営権を持つ企業が変わり、社風が変わると拒絶反応を起こしやすいです。

ある程度の給料をもらっていて、高いポジションについていたとしても自分の信条に反することは一切しない傾向は男性によくみられます。

もちろん、それも雇用してもらっているのだから仕方ないと割り切れるのであれば良いのですが、それができないのであれば、自分の心を騙しながら会社員生活を続けていかなければなりません。

会社の方針についていけなくなり辞めるというのは中間管理職についている40代ぐらいの人にもよくあります。

転職をする場合、ヘッドハンティングをされてより高待遇のところに転職できれば良いのですが、転職を1から始めるとなると転職先企業が限られるのも事実です。すでに高い給料をもらっている人材の場合は、その分の給与を用意しなければいけない分、なかなか手が出ないのです。

35歳前後を過ぎて転職を考える場合、ただ優秀であれば転職できるわけではないということを踏まえ、計画的に退職からの流れを考える必要があるでしょう。

5. 仕事内容がつまらない

比較的、若手社員に多い退職理由です。この理由を持っている人は一度、「自分のやりたいこと」と「自分のできること」を明確にする必要があるのではないでしょうか?

まっとうな会社であれば、いきなり責任重大な仕事(裁量を与えられること)はありません。そのため、大抵の場合は基本的なことを覚え、上司の仕事を少しずつこなせるようになるための準備が必要です。

基本的な仕事のなかにはもちろん雑用もありますし、「なんで私がこんなことを…」と感じてしまうかもしれません。

しかし、組織はそうした雑用も含め目立たない無数の仕事で成り立っています。そうした仕事を軽視して、「私はもっとできるんだから、違う仕事をやらせてくれ」というのはおごりであり、甘えでもあります。

もし、自分がやりたくない仕事をこなした先にやりがいのある仕事ができるようになるのであれば、根気を持って続けることも大切でしょう。

それでも、やはり自分の力を最大限に使って仕事がしたいと考えるのであれば、ベンチャー企業への転職を考えてみるのも良いかもしれません。その場合は自分が今あるスキルを明確にし、自分で自分の役割を見つける自発性が必要です。

6. もっと自分を評価してくれる場所で働きたい

給与や昇進などにも関わってきますが、自分が正当評価されていないと感じている人は多いものです。多くは「自分は影でこれだけ会社を支えているのに上司はそれを認めてくれない」というものです。

人間は正当な評価をもらっていると感じて、初めてやる気が出る生き物です。とはいえ、自分が過小評価されているというのは主観でもあります。まず、会社の人事などに評価システムを確認し、「なぜ、今自分は現状の評価を受けているのか」を思い切って聞いてみるのも良いでしょう。
また、転職エージェントを活用して今の自分のスキルや経験に見合った年収がどれくらいなのかも確認しておくこともおすすめします。

自分では理解できなかったけど、実は会社は自分のことを評価してくれていたと気がつくかもしれません。

ステップアップのための退職動機かどうか

:転職先でも同じ問題が起こる可能性も

さて、会社を辞めたい理由について見てきましたが、一番考えたいのは「その転職がステップアップになるのか」ということです。

例えば、給与が上がるなど具体的にステップアップできたと感じられるポイントがあれば良いですよね。

しかし、もし今の仕事や人間関係からただ逃げ出したいからという理由で、転職をしたとしても同じ問題が起こることになります。転職の回数を肯定的にみるかどうかは個人差がありますが、「人間関係を問題に転職を繰り返す人」や、「今やっている仕事がいやになる度に転職する人」になってしまうと、受け入れてくれる企業もなくなってしまうことでしょう。

転職先で、同じような問題が起こる可能性もあります。また前職にはなかった問題に頭を悩まされるかもしれません。転職をする限りはステップアップを目指したほうが良い理由は、ネガティブな理由で転職を繰り返すうちに働けるところがなくなり、結局待遇の悪い企業にしかいけなくなる可能性があるからなのです。

ステップアップの転職とは?

まずは副業から始めてみるという手も

それではステップアップのための転職にはどんなものが考えられるでしょうか?

給与面でのステップアップを目指すのであれば外資系への転職が挙げられます。しかし。外資系は実力主義です。給与が高い分、成果を出せなければ長く働き続けることはできません。

そのほか、異業種へのチャレンジがステップアップになる可能性もあります。しかし、いきなり何の経験もなく異業種にいきなり飛び込むのは相当のリスクがあります。

そのため、もし気になっている業界があるのであれば副業として週末だけでも始めてみるのが良いでしょう。そこで自分がどれだけのことができるか、収入面の試算を行ってみることをおすすめします。

考えておきたい「独立開業」という選択肢

そのほか、転職以外に考えられる選択肢として開業独立が挙げられます。開業と聞くと、大きなリスクを犯すように捉える人もいるかもしれません。

確かに、自分が業界での人脈もなく、経験やスキルがないなかで起業をするのはギャンブルに等しいのかもしれません。しかし、自分にないものを理解したうえでそれを補える方法で独立開業ができるのであれば、それは現実的な選択肢になります。

その1つとして、フランチャイズでの独立開業があります。

独立開業はハードルが高い?

フランチャイズでノウハウやスキルを補う方法も

独立開業はやり方によってはハードルが高い選択です。しかし、フランチャイズであれば、すでに業界のなかでお客様に認知されているブランドの名前を借りてビジネスを行うため、新規参入するよりはるかにハードルが低いといえます。

また、フランチャイズ展開ができるほどの企業であれば、多くのノウハウを持っています。このノウハウは自分が起業した場合、何年も培っていくほかありませんが、フランチャイズであれば手厚いサポートを受けてビジネスを進められます。

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