上司に理不尽な仕事を押し付けられる原因は?

上司に理不尽な仕事を押し付けられる、そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
特に40代を超えてからは、そういった理不尽さを辛いと感じやすくなり、ときとして心に深い傷を負うことになります。
それは例え大人の男性であっても、仕事の継続を難しくすることになりかねません。

辛いという状況から脱却するためにも、こちらで上司から理不尽な仕事を押し付けられる原因を探り、それに対する対処法を学んでいくことをおすすめします。
理不尽さに負けないためにも、今自分がどうするべきなのか考えてみましょう。

無理なことは無理ときっぱり断る

上司は「NO」と言わない、もしくは言えない相手を狙って、理不尽な仕事を押し付ける傾向があるようです。
頻繁に無理難題を要求されるようならば、あなたが都合のよいターゲットになっているのかもしれません。

もし拒否できないことが仕事を押し付けられる原因となっているのなら、この機に断ることを意識するといいでしょう。
「無理なことは無理」ときっぱり断ることができれば、自然と理不尽な依頼は減っていくと予想できます。
少なくとも執拗にあなたを狙うようなことはなくなり、スムーズな仕事につなげていくことができるでしょう。

もちろん直属の上司を相手に断るのは勇気がいることですが、1度でもきっぱりと拒否することができれば、今後は相手も遠慮してくれる可能性が出てきます。
いつまでも言いなりになってしまうことのないように、まずはしっかりNOと伝えることをおすすめします。

安請け合いはNG

上司からの理不尽な押し付けに慣れてしまうと、ついつい仕事を安請け合いしてしまうことがあると思います。
しかしそれは仕事のクオリティを低下させ、ときにはトラブルの元にさえなる危険な行為なのです。
自分はもちろん、会社全体の利益にも関わることなので、決して仕事の安請け合いはしないようにしましょう。

安請け合いを避けるためには、やはり無理なことを無理と言う勇気が必要となります。
「上司に迷惑がかかるから」という気持ちで仕事を引き受けている人は、その対応が余計な仕事を発生させる可能性があることを知っておいてください。
元々の仕事に集中し、責任感を持って働くためにも、辛い理不尽な要求を拒否することを意識してみましょう。

無理である理由を言えるように

仮に理不尽な要求に対してNOと言えたとしても、上司からの「どうして?」という問いに答えることができなければ、また結局仕事を押し付けられることになるかもしれません。
そういった事態を防ぐためにも、無理である理由をはっきりと言えるように準備しておくことがおすすめです。

「どうして無理なのか」「無理をするとどうなるのか」そういった質問にあらかじめ答えを用意しておけば、スマートな形で仕事を断ることができます。
いつも上司の言い分に押し切られてしまうという人は、まず頭の中でシミュレートしながらNOを言う練習をしてみましょう。

無理である理由は、上司を納得させるためにもできるだけ具体的なものが理想となります。
中途半端な理由だと「言い訳だ!」「怠けたいだけだろ?」と決めつけられ、より辛い立場に追い込まれる可能性もあるのです。
上司からの心証を損なわないためにも、時間をかけて正当な理由を考えることがおすすめされます。

余裕のあるときは助け合うのも忘れずに

無理なことを無理と断るのは、上司からの理不尽な仕事を押し付けられなくする基本となります。
しかしすべての仕事を断ってしまうと、今度はコミュニケーションに問題があると評価されてしまう恐れがあるでしょう。
そのため余裕のあるときは、きちんと上司からの要求に応えることも必要となります。

理不尽な話を拒否することは、労働者の正当な権利です。
しかし仕事上どうしても必要となる労働まで拒絶することは、逆に自分自身が理不尽な存在となってしまうでしょう。
それは会社内での立場を辛いものとし、ときには昇進や業務内容にまで影響してくることがあります。
40代男性の場合は、社内での立ち位置や環境は、特に大切なものとなるでしょう。
その後の自分自身のためにも、ときには上司の仕事を助けることも忘れないでください。

自分で仕事を見つける努力をしよう

やたらと上司から理不尽な仕事を押し付けられる人は、周囲から見ると暇をしているように見えている可能性があります。
もしかしたら上司からすると、好意のつもりで仕事を提供しているという意識があるのかもしれません。

そういったすれ違いを防ぐためには、普段から自分で仕事を見つける努力が必要となります。
「忙しくしているんだな」と周囲に理解してもらえれば、理不尽な仕事を押し付けられる機会は減少するでしょう。
もし仕事を突きつけられたとしても、現在の状況を理由に断ることは容易となります。
理不尽な仕事による辛さに困っているのなら、自分で作業を見つける努力を始めてみましょう。

忙しさをアピールしてみよう

仕事をしていく過程において、ときとして忙しさは自分を守る壁となってくれます。
そのため上司からの理不尽な要求が続いているのなら、あえて忙しさをアピールしてみましょう。
忙しいことをわかってもらえれば、上司も自分の理不尽さに気づいてくれるかもしれません。

「忙しい=仕事が遅い」と思われるのが嫌で、つい自分の状況を周囲に隠してしまうという人は多いです。
まして「40代になって仕事にも慣れているのに……」という意識があると、理不尽な仕事も合わせて請け負ってしまいがちでしょう。
しかし忙しさを我慢をすることは、健康的にも精神的にも辛くなりがちです。
限界が来てしまう前に、忙しさをアピールしてみることがおすすめされます。

主体的に動くことがポイント

上司からすると、受動的に働くタイプの部下に対しては、積極的に仕事をさせようという気になってしまいます。
理不尽な仕事を避けたいのなら、主体的に動いていくことを意識してみましょう。

自分から仕事を発見して作業をしていれば、そこに理不尽な要求を挟み込む余地はなくなります。
仮に無理やり仕事を任されそうになったとしても、「自分で見つけた仕事があるので」という正当な理由を提示することができるでしょう。

いきなり主体的に仕事を見つけるのは難しいので、まずは少しずつ自分が見逃している細かい問題や軽作業に手をつけてみることをおすすめします。
同僚や部下の仕事を観察して、サポートをするのも1つの手段です。
とにかく何かできることを探して、上司からの仕事を拒否できる環境を整えてみるのがポイントとなります。

上司からの仕事よりも優先できる仕事が最適

例え自分で見つけた仕事があったとしても、強引な上司の場合無理やりにでも押し付けられてしまう可能性があります。
そういった理不尽さに対抗するには、上司の仕事よりも優先できるものを見つける必要があるのです。

例えば上司と同じ立場の人、もしくはもっと偉い人からの仕事を見つければ、理不尽な押し付けは難しくなります。
胸を張って「こちらの仕事の方が優先度が高いと思います」と言える作業を常に持つことが、自衛の手段となることでしょう。

とはいえ仕事の優先度は人によって異なるため、上司にその仕事の重要度が伝わらないこともあります。
そんな事態に備えて、自分が行っている仕事の大切さを説明してくれる味方を得ておくのもおすすめです。
特に同じ仕事をする仲間がいれば、優先度の高さは証明しやすくなります。
上司からの理不尽な仕事に抵抗したいときには、そういった周囲の環境を固めることにも注意を向けてみてください。

職場環境を変えることを考える

上司が陰湿である場合、もしくは自らの理不尽さにまったく気づいてくれない場合、上記のような対抗策を講じても問題は解決しないことがあります。
職場環境そのものが原因であるときは、個人の力ではどうしようもないこともあり得るでしょう。

そんなときは覚悟を決めて、現在の仕事スタイルを大きく変えることも検討してみる必要があります。
小手先ではなく大きなアクションを起こすことで職場環境を揺さぶれば、上司からの理不尽さを表面化することも可能です。
本当に辛いときには、いっそ仕事の現状を根底から変えてみてはいかがでしょうか。

上司の理不尽さを訴える相手を探してみる

上司による理不尽な押し付けが終わらないようなら、その問題を外部に投げかけてみるのがおすすめです。
まずは同僚などを相手に、上司から受ける仕事の要求について相談してみるといいでしょう。

とりあえず話してみるだけでも、気持ちがすっと楽になることはあります。
軽い愚痴を言うつもりで、上司のことを訴えられる相手を探してみてはいかがでしょうか。

40代以上の男性に特に見られることですが、誰かに自分の問題を話したり、困っていることを打ち明けたりといったことを苦手とする人が多いようです。
ましてや自分の直属の上司についてとなると、口が重くなってしまうことも仕方がないことだといえるでしょう。

しかし理不尽な仕事の押し付けに悩んでいるのなら、誰かに話を聞いてもらうことはその後につながる重要なステップとなります。
仕事に関係のない家族や友人でも構わないので、とにかく辛いことを吐き出す場所を見つけてみてください。

部署異動や仕事内容の変更を打診

理不尽な仕事の押し付けの他にも、さまざまな点で上司との相性の悪さを感じているのなら、部署異動や仕事内容の変更を打診してみるのも1つの手段です。
無理をしてその環境に居続けるのではなく、新しい可能性にかけるのも、ときには有効な処世術となります。
とにかく現在の上司から距離を置くことで、問題を解決に導いてみましょう。

意欲があるのなら、この機にこれまでとは違った仕事に挑戦してみるのもおすすめです。
新天地での生活の方が、自分に合っているというパターンも十分に考えられるでしょう。

しかし部署異動や別の仕事に移るといった方法は、ある程度規模の大きい会社であることが前提となります。
また上司からの理不尽な要求がパワハラとして認定されるなどのことがなければ、一社員の意思で簡単に仕事を変更できるとも限りません。
そういったことを事前に理解して、過度な期待をしないでおくのも重要です。

転職も可能性の1つに数えておく

職場環境が上司の理不尽さの原因となっているのなら、転職も可能性の1つとして数えておく必要があります。
まっさらな状態で再スタートを図るのも、人生においては重要な展開となるでしょう。

現在は転職サイトや専門のエージェントなどによって、転職のハードル自体は下がっているといえます。
時間をかけて準備を進めることができれば、転職を実行に移すことは可能でしょう。

しかし当然ながら40代からの転職には、さまざまな制約がかけられることがあります。
特に未経験の職業は厳しく、書類審査等で落とされることも珍しくはありません。
とはいえこれまでのキャリアを活かせるような仕事が、都合よく見つかるとも限らないのが現実です。
そういった不安と戦う必要があるので、転職にはそれなりの覚悟が必要となることは理解しておきましょう。

また仮に新しい職場への転職が成功したとしても、そこでまた理不尽な目に合わないという保証はどこにもありません。
新しい上司や先輩から、再び理不尽な仕事を押し付けられることだってあるのです。
転職にかけた労力が無駄になる可能性があるからこそ、そのリスクについて考えておく必要があるでしょう。

独立開業という手段もある

現在の職場には居たくない。でも40代からの転職には不安を感じる。
そういった人には、独立開業という手段がおすすめされます。

自分のこれまでのキャリアを活かし、スキルを使って生きることを考えるのなら、転職よりも独立して新たに事業を始める方がメリットが多いです。
40代という年齢も、独立開業するにはちょうど良いタイミングだと考えられるでしょう。
この機にいっそのこと独立を行い、理不尽な上司のいない環境で働いてみてはいかがですか。

とはいえ独立開業に関する知識や経験がない人にとっては、自分の会社を立ち上げるということは未知の世界に飛び込むことを意味します。
そのため不安が先行してしまい、踏ん切りがつかないといったこともあるでしょう。

しかし今は独立開業をサポートしてくれるようなサービスもあるので、独立開業は手の届かないことではなくなっています。
もし興味があるのなら、以下のサイトを参考に現在の職場からの独立を考えてみましょう。

今こそ始めたい独立開業

まとめ

上司から理不尽な仕事を押し付けられることに悩んでいるのなら、上記のような対策を行っていくことがおすすめです。
現状に耐え忍ぶよりも、何かしらのアクションを起こしていく方が、自分にとっても会社にとってもプラスとなります。
この機に40代の自分に何ができるのか、もう1度考えてみてください。

どうしても今の職場や上司に限界を感じてしまうのなら、独立開業はより現実的なものとなります。
ぜひ新しい仕事のスタイルにも挑戦してみましょう。