連休明け仕事に行きたくなくて気分が沈む。そんな時の対処法

毎週日曜日の夜は、明日からの仕事のことで憂鬱になる…

これは、日本では「サザエさん症候群」として、世界的にも「Blue Monday(ブルーマンデー)症候群」という名前で知られる現象です。月曜始まりの仕事をしている方なら、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

また月曜始まりの仕事でなくても、連休明けになると憂鬱な気分を感じるという人は大勢います。

こうした気持ちになるのは、なにも若い新入社員ばかりではありません。30代の中堅社員、40代や50代のベテラン社員でも同じです。男性も女性も関係ありませんし、仕事の内容も問いません。まさに老若男女を問わず、社会全体に共通する課題といえるでしょう。

もちろん、休み明けの仕事をおっくうに感じるのはごくあたりまえの感情です。「なんとなく嫌だなー」と感じる程度なら、なにも心配いりません。

とはいえ、憂鬱な気持ちが長引くことで心や体のバランスを崩してしまったり、仕事の効率が落ちたり、家族や同僚との人間関係に悪影響するようなら注意が必要です。深刻な事態に発展する前に、なんらかの手を打つべきでしょう。

というわけで、今回の記事では「連休明けの憂鬱な気分に対処する方法」をお伝えします。

休日はあえて外出して身体を動かす

まずは、連休明けの憂鬱な気分の正体から考えてみましょう。

憂鬱な気分とは、簡単にいうと「モチベーションが下がっている状態」のことです。具体的な症状としては、なんとなくやる気が起きない、何事も消極的に考えてしまうといったものがあります。

そして連休明けに特に憂鬱な気分を感じるということは、連休中に、モチベーションを下げるなんらかの原因があると考えられるでしょう。

いったい、連休中になにが起こっているのでしょうか? もしあなたが連休明けの憂鬱な気分を感じたことがあるなら、連休中の自分の行動を振り返ってみてください。

「家でゲームをしていた」
「テレビやネットを見ていた」
「ずっと寝ていた」
…もしかすると、そんな方が多いのではないでしょうか?

実際、一週間の疲れを癒すために家にこもりっきりになる人は少なくありません。連休の場合は特に、最初の休日に家の用事や家族サービスのために外出して、最後の休みは徹底してゴロゴロするというパターンが多いようです。

たしかに「一日くらいゆっくりしたい」という気持ちはわかります。一日中家にいれば疲れないと思うのは当然でしょう。

ところが、実はこうした行動こそ、憂鬱な気分を引き起こす原因のひとつなのです。

普段「寝る、起きる、朝食を食べる、仕事に行く…」といった具合に一定のサイクルで行動している人ほど、週の合間に「一日中寝る」などのイレギュラーな行動をとることで生活全体のリズムが狂ってしまいます。

生活のリズムは私たちの心身に影響するため、いったんリズムが狂ってしまうと、結果として気分が落ち込んだり体調を崩してしまったりするのです。

身体のために、良かれと思ってしたことが裏目に出るわけですね。

ここまでわかれば対策は簡単です。連休中も普段と同じリズムで行動すれば、連休明けの憂鬱な気分を防ぐことができます。

もちろんこれは、連休中も働いたほうがいいという意味ではありません。気分をリフレッシュするためには、いったん仕事から離れる時間は絶対に必要です。

ただ、起床の時間や食事の時間、起きて活動している時間といったリズムはできるだけ崩さないほうが良いでしょう。

ベッドの上でダラダラするのは論外ですが、ずっと座ってテレビを見ていたりゲームをしたりしていると、つい身体を動かすことを忘れがちになります。

意識して身体を動かすためにも、あえて外出してみるのはいかがでしょうか?

ドライブをする、ウォーキングをする、スポーツをする、映画館へ行く、ショッピングを楽しむなど、どんなことでもかまいません(できるだけ普段の仕事と離れた活動がオススメです)。屋外・屋内も関係ありません。

もちろん激しい動きをしすぎるのは考えものですが、適度に身体を動かすと気分がサッパリしますし、かえって疲れが溜まりにくくなります。

なにかをしていると時間はあっという間に過ぎますが、そのぶん憂鬱な気分を感じる間もなく週明けの仕事にとりかかれるでしょう。

本当かなぁ?と思う方は、ぜひ次の連休に試してみてください。

嫌なことを考えないよう早めに就寝する

「モチベーションを下げる原因」の話に戻りましょう。

やっかいなことに、この原因はひとつではありません。たとえ連休の間をリズム良く過ごしていても、最終日の夜になるとやっぱり憂鬱な気分になることがあります。

この場合の原因は、どうやら私たちの心の中にありそうです。そもそもモチベーションというのは心の中にあるものですから、これは当然のことです。

では連休の間、私たちの心の中ではなにが起こっているのでしょうか?

休日、特に連休になると、私たちの心身には余裕が出てきます。普段は仕事に追われて「あれこれ考える暇もない」人も、休日にはいろいろなことをゆっくり考えることができます。

本来、これはとても良いことです。

自分の趣味のこと、家族のこと、将来の夢のことを考える時間ができれば、それだけ生活も潤ってきます。

ところがやっかいなことに、私たちの心は「良いことだけを考える」ようにはできていません。むしろ「嫌なこと」「不安なこと」ほど、頭に浮かびやすいのが現実です。

せっかくの休日なのに、ついつい
・仕事のことを考えてしまう
・嫌な上司や同僚のことを考えてしまう
・最近した失敗のことを思い出してしまう
なんてこと、ないでしょうか?

頭の中に浮かんだことにイライラして、つい家族にあたってしまうこともあるかもしれません。そうなると気分は最悪です。

こうして連休最終日の夜にはモチベーションが下がって憂鬱な気分になり、明日の仕事に行きたくないと感じるようになるのです。

では、対策を考えてみましょう。

問題となっているのは「嫌なことをあれこれ考える」ことです。ということは、余計なことを考える暇がなければ問題は一応解決します。

たとえば「早めに就寝してしまう」というのもアリでしょう。

睡眠には、私たちの身体だけでなく脳を休める働きもあります。余計なことや嫌なことを考えずに済むうえ、脳の中の思考が整理されてサッパリした気分にさせてくれるのです。

連休最終日の夜、普段よりも少し早めに就寝してみるのはいかがでしょうか?

一方で「せっかくの休日に早く寝てしまうのはもったいない」という考え方もあります。また先ほどの話とも関係しますが、普段と違う時間に就寝することで生活全体のリズムが崩れてしまうかもしれません。

なにより、寝ている間は余計なことや嫌なことだけでなく、「良いこと」「楽しいこと」も考えられません。

そう考えると、早めに就寝することは手放しでオススメできる万能の解決策とは言えないでしょう。

大切なのはバランスです。「絶対にこうしたほうがいい」「こうするべき」ということではなく、心身の調子に合わせて解決策を選んだり組み合わせたりしてみてください。

具体的には「いろいろな活動や有益な思考に時間を使う」ことを基本として、どうしても嫌なことを考えてしまう日は早めに就寝して「思考をシャットアウト」するようにしましょう。

思い切って環境を変えてみる

ここまで「連休明けの憂鬱な気分に対処する方法」として、
・休日に外出して身体を動かす
・嫌なことを考えないよう早めに就寝する
という2種類の対策をお話してきました。

多くの人が実践して効果を挙げている方法なので、みなさんにとっても、きっとお役に立つはずです。

ただ一説によると、「サザエさん症候群」や「ブルーマンデー症候群」は軽度のうつ病の一種ともいわれています。

もしそうなら、症状が習慣化したり重症化したりすることで、本格的なうつ病になってしまう可能性もあるでしょう。

自分のプライベートや家族のことを考えるなら、このリスクは見逃せません。

「外出して身体を動かす」ことや「早めの就寝」はあくまで対症療法ですが、できることなら憂鬱な気分の原因を根本的に解決したいものです。

連休明けの憂鬱な気分は、仕事に行きたくない気持ちの表れです。では、仕事に行きたくない具体的な理由は何でしょうか?

実際、たくさんの理由が考えられます。
・仕事がきつい、楽しくない
・残業がいやだ
・嫌いな上司や同僚がいる
・通勤時間が長い
…などなど、挙げればきりがありません。

普段は「お金のため」「家族のため」と割り切って無我夢中で働いていても、連休で心に余裕ができると、ついネガティブなことを考えて落ち込んでしまうのです。

もちろん、多くの人はこうした不満を抑えながら頑張って働いています。中には「こんなことを考えたら社会人失格だ」と自分を叱咤しながら、歯を食いしばって仕事に向かっている人もいるでしょう。

そうした頑張りは立派ですし、高く評価されるべきだと思います。

でも、わたしたちはロボットではありません。無理やり仕事に向かっていた人が、ある日突然ぷっつりと糸が切れたようになって引きこもったり、最悪の場合、命を断ってしまうことも珍しくありません。

そうなってからでは手遅れです。家族のため、将来のためと思ってしてきた頑張りも、すべて無駄になってしまいます。

そうなる前に手を打ちましょう。

まず最初にすべきことは、わたしたちの中にある間違った思い込みを修正することです。間違った思い込みとは、具体的には
・仕事を選り好みするのは社会人失格
・会社内の人間関係は耐えてあたりまえ
・残業をするのは会社員としての義務
などです。

率直にいうと、仕事や会社よりも、自分や家族の心身の健康の方がはるかに大事です。

もし現在の仕事にどうしても馴染めない、あるいは社内の人間関係が修正できないためにストレスを感じているなら、思い切って仕事を変えてしまうのも有効な手段です。

つまり「転職」です。

終身雇用が当たり前だった時代は、もう過去のものです。今は大手の上場企業でも簡単に倒産してしまう時代ですし、中堅社員やベテラン社員でもリストラの対象になる時代です。

ですから転職という言葉に抵抗感やネガティブなイメージを持つ必要はありません。むしろ転職は、自分のスキルやノウハウをより有効に活用できるチャンスです。

もしあなたが今の職場にストレスを感じているなら、手始めとして転職活動をしてみるのはいかがでしょうか?

インターネット上には、転職をサポートするサービスが豊富にあります。さまざまな業種・職種を扱う総合サービスから業界特化型のサービスまであるので、自分のスキルやニーズに合った会社を見つけることも決して難しくありません。

とはいえ「新しい仕事が合わなかったらどうしよう」「新しい上司や同僚に馴染めるか心配」という声もあるでしょう。

それならば、思い切って「独立開業」というのはいかがでしょうか?

自分で独立したビジネスを始めるなら、職場の雰囲気や働き方、上司や同僚との人間関係などで悩む必要はありません。

独立開業というと大げさに聞こえるかもしれませんが、今までに積み重ねてきたスキルやノウハウ、人脈が生かせる分野で独立できれば、ハードルはそれほど高くないでしょう。

一方、「総合職だったから、スキルなんて持ってないよ」「人脈なんてないよ」という方にはフランチャイズという手もあります。

フランチャイズというのは、コンビニやお弁当チェーンのように「ブランド(看板)」と「商品・サービス」を提供してもらって行うビジネスです。

業務の流れはすべてマニュアル化されているので、経験がなくてもすぐに取り組めるのが強みです。またフランチャイズチェーンによっては、営業のサポートや代行までしてくれるところもあります。

たとえば、このようなところがあります→ご提案を確認する

このようなフランチャイズなら、難易度は転職と大差ありません。チャレンジしてみる価値は大いにあるといえるでしょう。