転職サイトの適職診断を活用してみよう!

転職サイトなどでは「適職診断」が無料でできるサービスがあります。非常に効果的だという評判がありますが、どんな転職サイトで適職診断を受けることができるのでしょうか?

有名な転職サイト「リクナビNEXT」「マイナビ転職」「キャリアインデックス」の3つの適職診断を紹介したいと思います。

また、適職とは何か?ということを明確にして、自分に合った仕事というものはどういったものなのかを考えてみたいと思います。

そもそも適職とは何なのでしょうか?

40代の男性であれば様々な職務経験をしていることがあるでしょう。人によってはいくつかの会社を渡り歩いてきたことがあるかもしれません。その中で「この仕事は自分には向いていない」と感じる仕事があったかもしれません。

「自分に向かない仕事」とは、その仕事に本気で取り組んでも楽しさや充実感を得ることが出来ない仕事のことを指します。「つまらない仕事だ」「この仕事には何の意味があるのか」と考えながらやる仕事は、自分に向かない仕事をしている可能性が非常に高いといえます。

こういった仕事は自身の仕事に対してのモチベーションも低いために、生産性が上がりません。では、その仕事を続ける理由は何でしょうか?それは「安定した収入が得られるから」ということになるでしょう。

仕事をしていて、「この仕事は楽しいな」と感じることがあるでしょう。「それが適職です」ということには残念ながらなりません。

その仕事が周囲から認められた成果を出していて、且つ会社に貢献できているという状況でなければなりません。会社という組織は一般的には利益を生み出すことを目的にしています。そのため、その楽しい仕事がエンドユーザーにとって有益なものでありお金を生み出すものでなくてはなりません。

例えば100mを走ることが好きなランナーがいるとします。このランナーが、そもそも遅ければ何も生み出すことはできません。それは単なる趣味で終わってしまいます。そのランナーが100m走ることで価値を見出せる人がいるのか、その結果としてお金が稼げる状況でなくてはなりません。

そのため適職というものは「楽しい仕事であり、世間からも認められる」というバランスを持つことが必要になります。

適職というものの定義がわかったところで、改めて自分の適職をどのように判断したらよいのかを考えてみます。

適職の判断の方法には大きく分けて3つあげられます。1つには、楽しいと思えることがあげられるでしょう。人は楽しいと思えることは継続できるものです。楽しいと思えることには、努力をします。努力し、継続することができればそれは長時間することで上達します。

それを更に続けることでその道のプロフェッショナルになることができるかもしれません。

2つめは、自分にできて他人にはできないことは適職となる可能性が高いものです。これまでの経験で、できるようになったことは他人からしたら非常に遠い道のりに感じるかもしれません。自分にできることを更に伸ばすことは、適職となる可能性があります。

3つめは、お金になる分野であることです。自分がそれをやることで投資価値がある、宣伝効果になる、実際にお金がもらえるものであれば、それが継続してやる意味があることになります。まとめると、適職かどうか判断に迷ったら①やっていて楽しい②自分にできて他人にできない③お金になる、の3点から総合的に考えて判断すればいいでしょう。

リクナビNEXTの適職診断をやってみましょう

リクナビNEXTとは、日本でも最も知名度の高い転職サイトです。

リクルートキャリアが運営を行っており、リクナビNEXTだけで人材の募集を行う会社も非常に多いことで知られています。社会人で転職を意識して知らない人はいないでしょう。その求人数は非常に多く、40代の転職にも非常に有効的だといえます。

「スカウト機能」という独自のシステムがあり、自身のレジェメを登録することで求人を希望する会社からスカウトメールが来るというものです。応募するだけでなく、スカウトを待つという転職活動は会社に所属しながら行うことが出来るため、非常に人気を集めています。

リクナビNEXTでは無料で使える「3分間適職診断」というものがあります。

転職することについての質問(テストA)と小学生の頃のことを思い出して回答(テストB)するという大きい2つの題目があるのですが、本当に3分ほどで試してみることができます。回答の仕方は、マークシート形式で4段階のうちの回答で一番近いものを選んでマウスでクリックするだけで診断結果を得ることが出来ます。

リクナビNEXTの適職診断のユニークである点は、子供の頃の性格をリサーチして本来ある自身の適職を探ろうとするものです。

人の性格というものは、生来のものと環境によって形成される2つから成り立っているとされています。このリクナビNEXTの適職診断では、生来持つ性格から適職を探してみるというアプローチも同時に行っていきます。

そのうえで現在リクナビNEXTにて実際に求人されている情報を検索することもでき、自身を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

マイナビ転職の適職診断を活用する

マイナビは、新卒採用サイトとしてほとんどの新卒が登録を行うサイトです。マイナビ転職はそういったユーザーを取り込んでいるということもあり、20代~30代に人気の転職サイトです。会社から考える場合には、他社と比べ非常に求人の広告費が安価であるためにコストパフォーマンスが良いという印象があります。

これからの才能ある若手を集めたいという場合には最適な転職サイトといえるでしょう。

マイナビ転職の適性診断は非常に人気があり、1000万人以上が利用しています。

特に自分に向いている職種などが検討もつかない若手も使用することから、非常に精度の高い適正診断になっています。「パーソナリティ診断」と「バリュー診断」という2つのきめ細かい結果が発行されます。パーソナリティ診断とは、職務に関する行動の指針を測定しようとするものです。

この診断のユニークな点は、自身の結果でなく他人との結果と比較することで相対的な予測を出すということにあります。他人と比べて自身の得意な点や苦手な点を分かりやすく測定してくれるため、客観的に自身を知ることができます。バリュー診断は、12項目の観点から自身の価値について測定していきます。

価値観というものはなかなか言葉で表現しにくいものですが、このマイナビ転職の適性診断ではそれを可視化しようとするものです。

【達成・報酬・快楽・冒険・自主・芸術・調和・友好・文化・尊敬・忠誠・安定・影響】の12分野を10段階に採点し、グラフで「見える化」するものです。

適正を「見える化する」12分野

1:達成
2:報酬
3:快楽
4:冒険
5:自主
6:芸術
7:調和
8:友好
9:文化
10:尊敬
11:忠誠
12:安定
13:影響

これはマイナビ転職の適性診断は1970年代のイギリスで研究開発されたものを日本向けに改良し直した歴史のあるものです。

世界でも同様な適性診断が行われており、非常に精度の高いものです。多くの人が適性診断を受けることで、その人の適性を相対的な判断で行うこの適性診断は40代の転職でも非常に役立つことでしょう。利用するにはマイナビ転職への会員登録(無料)が必要となります。

キャリアインデックスの適職診断で可能性チェック

キャリアインデックスは多くの転職サイトをまとめて検索することができる画期的なサービスとして注目されています。

DODA、エン転職などの転職サイトとハローワークの求人も同時に検索をしてくれる特徴があり、情報を集めるうえでは外せない転職サイトとなっています。求人案件数が非常に多く、細かい条件を絞っても求人をヒットさせることができることから、好みの求人を探すのに便利です。

また、ハローワークの求人は窓口に行って応募をしなければなりませんが「キャリアポスト」というキャリアインデックスの独自のサービスを使用することでサイトから応募ができるという独自の特徴を持っています。40代の男性が転職する際にも条件を絞り込むことがあると思いますので、利用価値は非常に高そうです。

キャリアインデックスの適職診断は39の設問に答えることで、どんな職種が向いているのかという診断の結果と3つの観点からの診断結果を出してくれます。

3つの観点において①「あなたの長所と短所」②「ビジネスにおけるあなたの強みと改善ポイント」③「あなたが仕事・職場に求めるもの」の3点を明確にしてくれます。

最初は30の設問にマークシート形式で回答をします。その次の9問では、「何を優先したいか」という3つの項目をそれぞれに並び替えをするという形式をとります。ものの数分で回答して結果を得ることができるため、ぜひ回答してみましょう。

キャリアインデックスの適職診断で一番の特徴は、一番向いている職種を診断してくれるという点でしょう。また、その一方で個人の資質としてこういった仕事があるという提示をしてくれるため、非常に参考になります。また、自分の性格を様々な角度で照らしてくれるために、自身を見つめ直すきっかけになります。

適職診断は社会人こそが受けるべき

学生時代には良く適性診断というものをやった経験がある人もいるでしょう。しかし、社会に出て仕事をするようになってからはこういった診断をやる機会というものはほとんどなくなります。しかしながら、社会に出て仕事をやってはじめて適職診断というものをすることができるようになるのです。

なぜなら、やったこともない「社会人」として自分がどういった行動をとるのか、どういった感情を持つのかということは経験がなければ回答のしようがないからです。

40代の男性であれば、今まで仕事の経験で何を優先させたのか、仕事をするうえでどんな事柄が嬉しかったか、悲しかったか、ということが自身で分かるはずです。社会人であるからこそ、適職診断の結果がリアルになるのです。

天職ではなく適職を探す

適職とよく比較される言葉に「天職」という言葉がありますが、どういった違いがあるのでしょうか。天職とは「天から授かった職業」という意味で、明らかに「適職」とは意味合いが違います。天から授かるということは、生まれながらに持った才能がありとても他人には真似できないような秀でたものを活かした仕事ができる状態をいうのでしょう。

しかしながら、生まれ持った才能などほとんどの人には無いのが現実です

しかも、その才能を活かした仕事というものがお金を生み出すことができるのか?という問題もあります。比較して適職という意味は、自身が好んで身に付けたものを仕事にし、それが会社や社会の役に立つという前提があります。

従って、人が幸せになるには「自分が天から与えられた才能を活かす場所」を探すのではなく、「自分が好んですることで報酬にもなる」という現実的な仕事を探す方が近道といえそうです。天職とは、適職をしていくうえで最終的に人生を振り返った時に、「この仕事が天職だった」というものなのかもしれません。

さて、ここまで転職サイトで受けられる適職診断を紹介しながら「適職とは何か?」ということを考えてきましたがいかがだったでしょうか。最後にまとめてみたいと思います。

適職とは何か?転職サイトの適職診断の活用術

・適職とは自身のモチベーションが高く、会社に利益を与えられる仕事
・適職は①楽しい②自分にできて他人にできない③お金になる、という3つの条件がある
・リクナビNEXTの適職診断は過去の質問を受けることで自身の資質を探ることができる
・マイナビ転職の適職診断は歴史も実績もあり、データ化された結果が出る
・キャリアインデックスの適職診断では、自身の最適な職種を提示してくれる
・適職診断は社会経験があってはじめて回答ができるもの
・天職を見つけるのが理想だが、適職を探すのが現実的

今回紹介した3つの転職サイトの適職診断は非常に優れたものですので、時間がある人はぜひ積極的に活用してみてください。

特に40代の男性が転職活動をするのであれば、残りの20年間に渡り関わる仕事を探すことになるかもしれません。ここで少し時間を割いて自身の特徴を客観的に見つめ直してみましょう。その結果、もしかしたら転職でなく独立開業を目指すのが最も魅力的だと考えることもあるでしょう。

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