【40代】転職と独立開業、起業はいったい何が違う?

会社を退職し、新しい道を考えるときには様々な選択が必要となります。
これは40代であっても他の年代であっても同じですね。

まずは、会社に在職しているうちに後悔しないようにやるべきことを明確にしておきましょう。
退職した後には、転職、起業、独立開業などの選択肢があります。自分自身が最もやりたい方法で、自分にあった生き方を歩むにはどんな選択をしたらいいのか、成功例と失敗例をみながら考えていきましょう。

また、最近では40代の男性ではフランチャイズで開業する人も増えてきているようです。そのメリットなどもみていきましょう。

会社を後悔せずに辞める

今の会社を辞める決意をしたものの、後悔せずに辞めたいというのは誰もが思うことでしょう。まして40代男性が会社を退職するとなると、若いころと違いその決断は非常に重大な決断であるはずです。まず、会社を退職する前に何を決め、何を準備するかを考えていきましょう。

<方向性を決める必要がある>
転職・独立開業・起業など退職してからの選択肢は様々ですが、自分に長期的に実現が可能な選択を行うべきです。また、それが必ず社会貢献できることなのかを確認しましょう。社会貢献できている実感がなければ長期的にその仕事は継続できなくなる可能性が高いためです。会社を辞める前に、「今の環境の何に満足ができないのか」を明確にすることから始めましょう。そうして出た結論として、

①長期的に実現可能
②社会貢献ができること
③今の一番満足できない点を改善することができる

この3点をクリアできていたら次のステップです。

<貯金を確保する>

会社を辞めてしまえば当然のことですが、無収入の期間ができます。転職・独立開業・起業どの道を選ぶにせよ当面の生活費の確保が必要です。最低でも3ケ月~半年ほどは無収入の期間があっても対応できる貯金が必要です。忘れがちなのが、会社を退職してしまうと国民年金・健康保険・住民税など、今まで給与から天引きされていたお金を自分自身で支払うことが必要になります。その金額だけでも月に数万円が必要になります。

資金に厳しくなると冷静な判断を見失ってしまうことになるかもしれません。そのためにも貯蓄の確保は最低限の準備だといえるでしょう。

<「収入はダウンする」と腹を括る>

現在の会社を退職すれば、収入が減る人がほとんどです。一部の人は上がるかもしれませんが基本的には収入がダウンしてもモチベーションが下がらないような覚悟が必要です。もちろん長期的には覆せるという考え方を持つことは必要です。

<家族とじっくり話し合う>

40代の男性であれば、あなたの収入を頼りにして生活をしている人もいるかもしれません。あなたの大切な家族や恋人には自分の考えをしっかり話しましょう。周囲の人に協力してもらえるかどうかは、今後の人生に大きな影響があります。

<会社は円満に退職できるように誠意を尽くす>

会社を辞める際には最後まで誠意をもって仕事に取組み、円満退社をする努力をするべきです。会社を退社しても、そこにいる同僚や友人との関係は続いていきます。もしかしたら退職後に仕事などで繋がりを持つことがあるかもしれません。

どんな事情があるにせよ、できるだけ世間を広く使った方が選択肢は広がるのです。

40代は人生の中間地点

40代は人生の中間地点だといえます。仕事の年齢的にもちょうど折り返しの地点となります。働き始めて20年以上、退職まであと20年程。今後の人生を考えてみるにはちょうど良い年齢なのかもしれません。40代というのは、仕事に関して知識や経験がある程度身に付いた世代でしょう。

せっかくならそのスキルは自分のためだけでなく社会のために使った方が意義を持ちます。社会のためにそのスキルを使ううちに、必ず人生が豊かになるでしょう。

少しだけ立ち止まって考えてみるのも良いかもしれません。自分の理想を考える時間を持つことは非常に重要な意味があります。考えるステージは大きく2つあるでしょう。働き手としての20年間、仕事を離れてからの20年間。全く違う20年間になります。

40代はこれからの40年をより良くしていく未来のある世代です。また、社会経験や知識をしっかりと持っています。どのようにこれからの40年を豊かにするべきか、じっくり考えてみましょう。

転職の成功例と失敗例

40代の男性の転職には、40代ならではの成功と失敗例があります。ここでは数例をあげて、みたいと思います。

<失敗例「今すぐ」を求めてしまう>

40代であれば、社会経験や知識は若い世代より豊富に持っています。そのためどうしても転職後に、「今すぐ」チームの中心的役割を担いたいと思う、「今すぐ」に会社の決裁権が欲しいと思ってしまいます。もちろん、転職先で今まで通りすぐに能力を最大限に発揮したいという気持ちは理解できますが、周囲の人間はその能力を未だ認めてくれていない状況です。焦らなくても地道に成果を出し続ければ、必ず出番はやってきます。まずは周囲に認めてもらうことです。

<失敗例「限定してしまう」>

スキルや能力を買われて転職したのですが、その経験がかえって成長の邪魔をしてしまうことがあります。「自分の能力では経験上ここまでが限界」「この分野では成長はもう出来ない」など自分の能力に見切りをつけてしまうのはもったいないことです。環境が変われば結果が変わることがあります。自分で決めつけないことが大事なのかもしれません。

<成功例「自分の得意分野」を活かす>

業界が異なっても、何か秀でたスキルを持っている人は新しい転職先でも活躍できる可能性があります。

例えば、「女性スタッフチームのマネジメントが得意」というスキルがあれば、活躍できる分野は非常に多いでしょう。全く業界が違っても自身の得意な分野と経験があればそのスキルを可能性は非常に高いはずです。

40代の男性が転職する場合には、新しい会社からは「リーダーシップ」「マネジメント」という能力を期待されることが大半でしょう。しかしながら、40代というのは今までの仕事の成功例を模倣してしまったり、見切りをつけてしまったりと経験則だけで行動しようとすることが多いのかもしれません。

せっかく新しい会社で働くのであれば自身の可能性と成長を楽しむ余裕があると一番良いですね。

起業の成功例と失敗例

「起業」というのは新しく会社を創業することです。ここでは、会社を辞めて会社を創業した成功例と失敗例を考えてみたいと思います。

<失敗例「資金面」での失敗>

国税庁のある調査では、設立1年目の起業生存率は4割しかないという結果が出ました。10年後には1割以下と長期的に継続できることはそれほど難しいのです。一番理由として大きいのが「資金面」でしょう。何かを加工販売する会社であれば、仕入れの資金が大きい場合に資金がショートしてしまうことがあります。

融資の失敗、ランニングコストの見誤り、キャッシュフローの把握不足など資金が原因で廃業する話は後を絶ちません。

<失敗例「人間関係」での失敗>

友人と仲間で起業した場合には上手くいく場合もあれば、失敗する例もあります。あまり仲が良すぎても上手くいかないことがあるようです。責任のなすりつけ合いが起きてしまう、ちょっとしたすれ違いで信頼関係が失われることもあるかもしれません。

また、友人だけに報酬の金額の決定は非常に難しいものがあります。逆に上手くいく場合は、最初にしっかりとしたルールと役割を明確にすることが必要になるようです。

<成功例「経験からニーズを把握」>

40代の起業の成功例はいくつもありますが、やはり今までの職場での経験を活かした起業での成功事例が多い印象を受けます。特に、「今までの職場ではサービス提供できなかったが、ぜひ提供したいと思ったこと」を商品やサービスとして打ち出した場合からは多くの成功例があるような印象を受けます。

やはり自身の好きなことを打ち出すことが成功するコツなのかもしれません。好きなことを評価してもらい、結果につながるというのは起業の最も良い点でしょう。

独立開業の成功例と失敗例

独立開業とは、起業して経営者になることと同じ意味を持つこともありますが、ここでは店舗運営のオーナーになることを独立開業という呼び方をしたいと思います。わかりやすく分野別にみていきましょう。

<飲食業で独立開業>

レストラン、居酒屋、カフェ、ラーメン店などの飲食店での独立開業は最もイメージがしやすいでしょう。誰もが日常的に使用するお店ですので、親近感を持ちやすく独立開業する分野においては人気分野といえるでしょう。成功する例としては、価格競争に参加せずにあくまで個性を出した店舗が多いようです。

最近では個性があるメニューなどは個人のSNSなどで拡散していくために価格競争にならないというメリットがあるようです。また、飲食業は立地条件に左右されてしまうという点はあるでしょう。いくら個性的な良いメニューだとしても集客に限界があるというのは事実のようです。

また、営業時間以外にもやるべきことがたくさんあるために体を壊してしまうケースもあるようです。

<サービス業で独立開業>

自身の技術やサービスを提供する、美容室や学習塾、介護関連や託児関連のものがこれにあたります。

サービス業は業種によっては仕入れが少なく開業できるものもあり、物件費用を抑えられるものがあります。例えばクリーンサービスなどは飲食業や小売業などに比べて、仕入れるものは清掃用具くらいであり、スタートしやすい業種といえます。成功しているのは、顧客が求めているものを感じ取ることができるケースが多いようです。例えば、学習塾の方針にしても子ども1人1人にしっかりと向き合うというサービス提供ができれば、高い費用でもニーズが出ます。

また、このサービス業には顧客から直接感謝されることが多いためにやりがいを感じることが多いようです。難しいのは飲食店と違い、サービスの差別化が難しい点でしょう。価格競争になってしまいがちな分野だといえます。

<小売業で独立開業>

現在では、チェーン店などの拡大や通信販売のシェアが広がったために小売業での独立開業する人は減っている現状にあります。

しかしながら、個性的な小売店を出すのであれば成功する可能性はあります。スーパーやAmazonなどでは売っていないものを扱うことができれば注目される可能性があります。また最近では実店舗を持たずにインターネットのショップだけで開店することもできるようになったため、ランニングコストを抑えた運用が可能になっています。

大手に参入されると生き残りが厳しい分野ではありますが、自身の好きなことを扱えるのは非常にやりがいを感じることができるでしょう。

フランチャイズ開業とは?

起業・独立開業というと資金調達やビジネス企画、顧客開拓、広告など全て自身で0から始めなければならないイメージがありますが、失敗することができない40代の男性には非常にリスクが大きいイメージがあるかもしれません。

そういった人は、「フランチャイズ開業」という手段を検討するのも良いかもしれません。

フランチャイズというのは事業形態の1つを指す言葉です。提供者が商号や商標、商品・サービスを販売、使用する権利と経営の仕方をパッケージ化して加盟者に渡します。加盟者はその対価としてロイヤリティを提供者に支払うことでお互いがWIN-WINの関係を築くというシステムです。

そのお店を使用する人からすると、同じ会社が経営しているようにみえるのですが、実情は本部と加盟店という関係性なのです。コンビニエンスストアなどでよくみられる形態ですね。では、メリットとデメリットについてまとめてみたいと思います。

<フランチャイズ開業のメリット>

・経営のノウハウを提供してもらえる
・既に知名度のある商品やサービスを提供できる
・研修などのサポートを受けることができる
・商品開発は本部に任せられる
・広報活動は本部に任せられる

<フランチャイズ開業のデメリット>

・やりたいことに制限がかかる
・ロイヤリティが発生する

さて、ここまで転職と独立開業、起業などについて四十路の転職ネット独自の見解をお伝えしましたがだったでしょうか。

人生は一度きり。転職することだけが選択肢の全てではありませんし、今が新しい仕事をスタートさせる大きな岐路であり二度と無いチャンスかもしれません。
フランチャイズ開業を考える人はこちらのサイトも参考にしてみてください。